私は残酷で汚くて醜い
愛ほど美しいものは無いと、私は思っている。
私を愛し、私が愛した二人はもういない。
復讐ほど醜いものは無いと、私は思っている。
私を犯し、嬲り者にした奴等は生きてる。
世界は残酷で、汚くて、醜くて。
でも、その中には世界に染まらない美しいものがあって。
私はその美しさに包まれて、残酷で汚くて醜い世界から離れていった。
でも世界はその残酷で汚くて醜い手を、私と美しさに伸ばしてきた。
私は代わる代わる犯され、美しさは私の目の前で鉛の塊に頭を吹き飛ばされた。
私の美しさは今、残酷で汚くて醜い。
私は残酷で汚くて醜いこの手で引き金を、私の美しさを奪った残酷で汚くて醜い奴らの頭を吹き飛ばす。
私の美しさにやったように。
私の目の前でやったように。
残酷で汚くて醜い方法で。
彼らの美しさの前で。
私は美しさには包まれない。
私は残酷で汚くて醜かったから。
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抽象的過ぎたかな。怠け猫です。
このSSはある黒いオリジナルストーリーを簡略化したものかな?(え
まあ、書こうと思ってたことは書けたので、とても満足です。
機会があれば、ちゃんとしたSSにして投稿したいものです。(何故しなかった)
それでは。